ハクライトのおすすめ漫画ブログ

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これから皇帝ペンギンを飼いたい人へ『エンペラーといっしょ』

貴方はどのペンギンが好きですか?

どうも、ペンギンはどれも大好きハクライト(@hakuraito00)です。

ではペンギンの中でも、特に皇帝ペンギン好きに是非読んで欲しいのがこちら!

作:mato先生
『エンペラーといっしょ』

『エンペラーといっしょ』簡単3行あらすじ

暑い夏、主人公の女子高生香帆は、お茶を飲もうと冷蔵庫を開けると、その中には何故か、一匹の皇帝ペンギンが、すっぽりと詰まっていたのだった。

驚く家族だったが、水族館に行く事を拒否した彼は、意外にもすんなり受け入れられた香帆の家で暮らす事になる。

名付けの際、自ら『エンペラー』と書かれた札を選んだ皇帝ペンギン、エンペラーとのほんわか同居生活が始まる。

掲載誌情報!

本作『エンペラーといっしょ』は、集英社のWEB漫画サイト『少年ジャンプ+』にて、2015年10月28日より2017年7月12日まで連載。

コミックスは、全4巻が発売中です。

皇帝ペンギンとは何者か!

コウテイペンギンとは鳥網ペンギン目ペンギン科オウサマペンギン属に分類される鳥類。
別名:エンペラーペンギン。

全長は115cm~130cm。体長は100cm~130cm、体重は20kg~40kgにまで達すると言う、現生のペンギン目内では最大種である。

南極大陸の周辺に分布し、非繁殖期は海上で群れを為して生活をする。

頭部とフリッパーの外側の色は黒。上胸は黄色。腹部やフリッパーの内側は白。側頭部の耳の周辺は橙色である。

水深の浅い大陸棚に好んで生息しているが、最大では水深564メートルまで潜水した事が記録されている。

他のペンギン同様い肉食性で、魚類、イカ、オキアミなどをメインに捕食する。
主な天敵は、シャチやヒョウアザラシである。

零下数十度の冬の氷原で繁殖を始める為、コウテイペンギンは『世界で最も過酷な子育てをする鳥』と呼ばれる事もある。

もしもこれからコウテイペンギンを飼おうとしている方は、是非これらを参考にしてもらいたい!

もてもてと歩く姿がたまらない!

皆さんはペンギン、特に皇帝ペンギンに対してどんなイメージを持っていますか?
動物園とかで見つけた時や、テレビなどで見る時は、ゆっくり歩いたり、ザブンと水の中に飛び込んで、素早く泳いだりする姿が印象的だと思います。

本作に出てくるエンペラーは、色々な所を『もてもて』と歩いていきます。

ここがmato先生の秀逸な所、それはエンペラーの歩き方の表現を

 

もてもて

 

と言うオノマトペで表現した事だと思います。

とにかく家の中にいる皇帝ペンギンが、自分の後ろをもてもてと着いてくる。

カワイイ!

餌をあげようとすると、意外にも歯が鋭い!

カワイイ!! 

床が綺麗になっていると思ったら、突然腹ばいになったエンペラーが、ずりずりと移動している。

トニカクカワイイ!!!

ペンギン好きの方は勿論の事、そんなにペンギンに興味の無かった方も、本作を一読して貰いますと、皇帝ペンギンの素晴らしさが分かって貰えると思います!

レッツペンギンライフ!!

ペンギンの事、どの位知っていますか?

動物園などで可愛らしく愛嬌を振りまくペンギン達。

ですが皆さんは、そんなペンギン達の事をどの位知っていますか?

例えば、ペンギンの足は短く、もてもてとした歩き方が非常に可愛らしいですが、実はペンギンは足を常時、まるで体育座りのような状態に折りたたんでおり、その為あのような歩行になっていると言う事、知っていましたか?

例えば、マイナス60度にもなる程の激しいブリザードの中、ペンギン達は『ハドル』と言う集団を作る事で、次々に移動して外側の位置を交代し合い、寒さを凌いでいると知っていましたか?

読めば読むほど、知れば知るほど面白い皇帝ペンギンの世界。
普段知らなかった皇帝ペンギンの魅力が、ギュッと詰まった作品です。

フィクションだからこそ見られるエンペラーの愛くるしさ

今作のエンペラーは、普通は南極にいるペンギンとは違う部分も当然沢山ある為、フィクションならではの、リアルとはまた違った愛くるしいペンギンの姿も見ることが出来ます。

皇帝ペンギンに、幼稚園の帽子がこんなに似合うとは!

皇帝ペンギンを自転車のかごに乗せて走る、なんて楽しそうなんだ!

一度でいい、そのフカフカでモフモフの毛皮をぎゅ―っとしてみたい!

そんな、ペンギン好きなら誰もが憧れるような情景がたっぷり詰まった、ペンギン愛に溢れた本作、まだ触れた事が無い方は、是非読んでみて下さい。

 

と言う訳で今回紹介しましたのは、

作:mato先生

『エンペラーといっしょ』でした。